キャブ株式会社Recruiting

キャブ仕事図鑑

品質管理って地味そう?
キャブでは、スーパーポジティブで
決断も早い人の集まりだ。

品質・生産管理川北 裕斗
品質・生産管理部

海外の工場を管理し、
安定した品質を守る仕事。

 私は品質生産管理グループに所属し、製品の品質と生産の進捗管理を行っている。品質管理業務は新規のサプライヤーとの品質面での取り決め、生産現場のクリンネスや設備メンテナンスのルールが徹底されているかのチェック、不良品が出た際の原因の追求と対策立案、改善要求など多岐にわたる。また、キャブでは定番製品を何度もリピート生産しているため、以前生産したロットと変わらず、同じ基準色で生産されているか確認する「色合わせ」も重要な仕事の一つ。製品は輸入前に工場で検品しているが、国内でもパート社員たちが検品し、問題の報告があれば工場へ連絡する。2020年2月以降はコロナ禍で海外出張ができなくなっているが、電話やメールで現地担当者とうまくコミュニケーションを取り、工夫しながら日本からできる品質改善活動を行っている。

Profile

 アパレル業界川上に携わる仕事がしたいとキャブへ応募。面接で感じた仕事へ真剣に楽しむ雰囲気に惹かれ、入社を決意した。手帳とパスポートケースはお気に入りの革ブランドで購入。手帳にはスケジュールのほか仕事で気付いたことや知識を書きこみ、ノウハウの蓄積に余念がない。

修学旅行ぶりの海外で、
いきなり現地集合!?

 実は、キャブに入社するまで海外へ行ったのは修学旅行一度きり。それなのに、初の海外出張は、先輩社員と現地の空港で待ち合わせだった。先輩が別件で先に中国入りしていたためだが、中国語はできないし、到着したけど出国の仕方もわからない状態。次のベトナム出張も最初は先輩が同行してくれたけど、2回目からは1人で行くことに。最初は不安じゃなかったと言えば嘘になるけど、何かトラブルがあっても常に落ち着いていて「大丈夫」と言ってくれるスーパーポジティブで決断も早い先輩たちを見ていると、「楽しんでやったもん勝ちかな」と思えるようになっていった。そんな先輩たちに比べると、僕は経験値がまだまだ足りないと感じている。「川北に聞けばなんとかしてくれる」と頼ってもらえるような品質管理のスペシャリストを目指して、日々奮闘中だ。

いつか画期的な品質管理方法を編み出したい。

 入社のきっかけは服が好きだったこと。ライブへ行くのが趣味なのもあり、入社前からバンドTシャツのボディとして使われていたUnited Athleのことは知っていた。着心地が良くて気に入っていたブランドの品質に関われているのは、大きなやりがいだ。品質管理職は、売上をあげる営業職の華々しさに比べると、地味で地道な仕事ではある。それに、職場も本社や全国の営業所から離れた物流センターの一角にあるので、なかなか他の社員の目に留まりにくい。不良品を出さないことを前提とする活動は、プレッシャーもある。でも、僕はこの仕事に誇りを持っている。ゆくゆくは現時点で誰も気付いていないような、画期的な品質管理方法を確立するのが目下の目標である。