キャブで身につける、真に価値あるビジネススキル。
変化が激しく先の見えない現代。どのような環境、仕事が自分を高めてくれるのだろうか。私たちが提案する内容が、君が社会から必要とされる高いビジネススキルを身に付けるために役立てばうれしい。
ビジネススキルを高めるために
マーケティングの
最前線でなら、
最速で経験できる。
どんな職種であれ、与えられた仕事に一生懸命に取り組めば、スキルや経験は積み上がっていくものだ。だが、あえて一つ選ぶとすれば、まず営業職に就くことをおすすめしたい。営業職と言えば「ノルマが厳しい」「数字に追われる」というネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれない。社会人経験のない学生ならなおのことだ。だが、市場と顧客に最も近い立ち位置にいる営業職ほどビジネスの基礎基本を習得しやすい職種はない。世の中のビジネスはすべて「誰かの困りごとを解消する」ことで成り立っている。営業職は取り扱う商品・サービスを通して、顧客の課題を解決していく仕事だ。顧客が今、何に悩んでいるのか、何をすればビジネスをもっと前へ進められるのかをヒアリングし、仮説を立て、ソリューションを提案していく。商品・サービスを使っていただくことで、顧客のビジネスの障害物が取り除かれ、売上が上がる。営業とは、マーケティングの最前線で誰よりもトライアンドエラーを経験し、最短で成長できる職種と言える。そのため、キャブでは新卒入社の社員に、キャリアの入り口としてまず営業職を経験してもらっている。
キャブ営業職のある1日
-
オンラインツールの活用も当然ながら、対面で得られる情報はやはり貴重。顧客訪問は営業活動の要。
-
トレンドに応じ毎シーズン投入される新商品について、資料を元にミーティング。お客様への提案をイメージして臨む。
-
商品と加工の組み合わせによる提案の幅は無限大。最適な回答を導くため、担当各所との検討と調整を繰り返す。
-
翌日に向け生地サンプルを準備。実際の生地厚・手触りまで感じてもらえるよう、営業部で地道に手作りしたものだ。
顧客起点こそロングセラーの原点
営業経験があったからこそ
気づけた市場の声。
営業を2年経験し、その後商品企画に異動した社員がヒットさせた商品がある。それがドライTシャツ、5900。当時はドライ製品が流行しており、キャブでもラインアップしていたがユーザーが十分満足する商品とは言い難かった。「品質では他社に負けない自信がある。足りないのは何か」。企画を任された担当者がまず行ったのは、それまであまり整理されていなかった用途や販路の再確認だった。販売店を通してエンドユーザーの声を集めていくと、クラスTシャツや部活の運動着として注文されている一方、「首元が開いてだらしなく見える」という理由で学校教員サイドから嫌われているケースがあると判明。そこで、首元のリブの縫製を工夫し、ジャストフィットするサイジングを設計。さらに生地のメッシュを表地と裏地で使い分け着心地もアップ。ポリエステル100%は、生地の染料とプリントインクが反応し発色のコントロールが難しかったが、それも膨大な試験でクリア。徹底して「ユーザーの不満を解決する」という視点で作られた5900は、5001に次ぐ看板商品へと成長を遂げたのだった。
キャリアよりも大切なこと
信頼し、信頼され
人として大きく
成長できる環境。
現在、キャブで商品企画や生産管理などを担う役職者の多くは、一度は営業の最前線を経験している。顧客の課題を解決する提案営業スキルは、どんな仕事にも応用できる市場価値の高いビジネススキルである。一方で、どんな仕事もそうではあるが、営業職は特に自分一人では決して仕事を完結させることができないのも事実だ。営業はモノを作るわけではない。届けるわけでもない。ある意味、無力なのだ。だからこそ、顧客に対しても、会社の仲間に対しても、誠実に真摯に向き合わなくてはならない。自分に誤りがあれば素直に認め、顧客のため、仲間のために進んで行動する。私たちは君がキャリアを積むこと以上に、人として大きく成長することを願っている。
目の前の仕事を「自らごと」として考えられる責任性、新しいことにチャレンジする積極性、お客様や仲間との信頼関係を育む人間性。営業の仕事を通してそれらを身に付けた暁には、君の前にはさらなる成長への扉が開かれているに違いない。
-
メーカーと商社、両機能を担う
キャブの事業をみる
B to B to Cビジネス。 -
先輩の数だけ、
キャブ仕事図鑑をみる
成長のカタチがある。