キャブ株式会社Recruiting

キャブ仕事図鑑

「アパレル企画職」から
連想する華やかさとは無縁の
泥臭い仕事。

企画開発鈴木 慶祐
企画生産統括部

面接というより、
ファッショントーク。

 昔から大のアメカジ好き。大学卒業後、アメリカ留学を経て、アメリカ人オーナーが経営する小さなアパレルメーカーに就職した。もともと「アメリカ生活は留学期間も入れて3年だけ」と決めていた。帰国してアパレルメーカーの企画職に絞って転職活動をしていた時に、キャブに出会った。
 面接をしてくれたのは現在の上司である森さん。いつも読んでいる雑誌、興味のあるジャンル、アメリカ時代の話で盛り上がった。驚いたのは森さんのファッションへの造詣の深さ。自分もフリークだと思っていたけど、それを上回る知識量で、僕が働いていた小さなメーカーのことも知っていた。確かに日本のセレクトショップにも商品を卸していたけど、そこまで有名なブランドでもなかったのに。
 社長や常務、営業部長とも取り繕わず、素の自分で話すことができた。他社からも内定をもらっていたけど、面接が終わる頃には、「この面白そうな人たちと働きたいな」と思ってしまっていた。

Profile

 大学卒業後、アメリカの短大へ留学。アメリカ人オーナー経営のアパレルメーカーで1年勤務後、帰国。アメカジ好きな一面と、理系出身のロジカルな考え方を、企画職で発揮している。「お前の作った商品が好き」と身内にほめられるのは、たくさん売れた時と同じくらいうれしいという。

商品企画から生産まで
幅広く携わる。

 現在、僕は商品企画から協力工場の開拓まで、キャブのものづくりの大部分に携わっている。企画職と聞くと一見華やかな仕事に思えるかもしれないけど、キャブの企画は泥臭い。キャブは、アパレルメーカーではなく、ボディメーカー。生産しているのは通常のアパレル完成品とは違い、プリント前提の半製品だ。洋服を作るという点では同じようだけど、半製品ならではの品質基準に対応し長期間にわたり同品番を安定生産できるサプライヤーは、実はそれほど多くない。今、生産している工場も、人件費高騰によるコスト高や品質低下が起こる可能性はゼロではない。新しいサプライヤーの開拓は、在庫肩代わりビジネスを行うキャブにとって生命線だ。近年は地政学リスクを考慮し、中国だけでなく、バングラディシュ、ミャンマー、ベトナムに拠点を開拓し続けてきた。そのたびに文化や商習慣が違う人たちに対して、自分がやりたいことを伝え実行してもらうことの難しさを感じてきた。だからこそ、生産ラインが軌道に乗った時の喜びはひとしおだ。

百発百中の成功方程式なんてない。

 売れると思って企画した商品が売れない。そんなに期待していなかったのに、意外に売れた。それが、商品企画の難しさであり、面白さでもある。もちろん、全部売れるつもりで企画しているけど、百発百中はありえない。サンプル段階で営業やお客様の反応が良くても、成功パターンの方程式を使ったつもりでも、売れないことはよくある。僕にできるのは、失敗した時、徹底的に原因を分析して、商品を改善していくこと。多数決は正義じゃないから、周りの意見に流されず自分の軸を持って判断しなくてはならない。営業やお客様の意見を鵜呑みにせず、でも一つの意見として参考にし、商品に落とし込んでいく。失敗の数を増やそうとは思わないけど、怖がって打たなければヒットは出ない。企画の仕事は、地味で地道な作業の連続だ。