キャブ株式会社Recruiting

僕たちの挑戦

成長のチャンスは
いつも突然、目の前に。

 キャブでは、今日も大小さまざまな挑戦が生まれている。だが、不完全で、有限な存在である人間は失敗もする。ただ、有限だけれども自分が思い込んでいる“自らの限界”より、きっとはるかに高いところに各々の限界がある。だから、挑戦を繰り返し、自分の限界値を押し上げていく。すると、いつの間にか広い視野が拓けているのだ。そうして掴んだ、2人の社員のチャンスと挑戦の軌跡。

世界へ、
打って出よ。

市川 大志ICHIKAWA Taishi

 2012年4月、営業職として入社。小学校から大学卒業までトータル13年間をイギリスで過ごしたため、日本語より英語の方が得意かも? 「入社当時は敬語が怪しかった」という社内証言あり。特に漢字が苦手だが、何の因果か2017年より漢字だらけの台湾に駐在し、台湾法人の実質的な経営を任されている。

国内営業と海外事業、二足のわらじ。

 キャブ初の海外販売に初期から関わってきたのは、現在、台湾法人の現地責任者を務める市川だ。彼が海外事業に関わるきっかけは、販売代理店候補企業との商談のため、英語通訳として台湾へ同行したことだった。台湾での販売がスタートした後も、市川は当時営業部長の寺本とともにたびたび訪台し、さらに香港やマレーシアなども巡り数件の契約成立を通訳としてサポートした。とは言え、この時市川はあくまで東京本部の一営業マン。国内での売上目標も持ちながら、海外事業に片足を突っ込んでいる状態。同僚からは「大変そうだね」と言われることもあったが、市川自身もともと海外ビジネスに興味があり、専任者ではないものの乗り掛かった船だ。関わるうち「せっかく軌道に乗りはじめた海外事業を終わらせたくない。もっと拡大させたい」と、強く思うようになっていた。

異国の地での、初めてづくし。

 海外事業がスタートして約3年が経過。台湾でのキャブ製品は、競合より高価格でありながら日本品質が評価されブランド化に成功しつつあったが、台湾の販売代理店と価格設定について考え方の違いが表面化するようになっていた。市川は、市場開拓に貢献してくれた代理店には感謝の意を示しつつも、直接販売のフェーズへ移行すべきではないかと思い始めていた。通訳として付いてきただけの最初とは違う。3年の間に、社長と寺本に意見を求められるまでに成長していた。
 
 2017年、市川は前年に設立した台湾現地法人の駐在員として赴任した。結局、代理店とは契約解消することになり、市川は異国の地で“人生初”をいくつも経験することになる。法律事務所探し、弁護士を通じての交渉、自社販売網確立のための新しい仕組みづくり──。目の回るような忙しさだったが、思い描いていたビジョンを自らの手で実現させていく充実感は、何物にも代え難いものだった。
 今、市川は自らが面接、採用した台湾人の社員とともに、さらなる市場開拓にいそしんでいる。台湾での売上もシェアは、日本でのキャブのポジションにはまだ及ばない。逆に言えば、伸び代があるということ。この先、自分の力を試してどこまで行けるか、市川は楽しみで仕方がない。

狙うのは
商品価値の
最大化。

彦坂 俊彰HIKOSAKA Toshiaki

 2010年入社。東日本営業部 東京営業5グループ所属。単に商品を売るだけではなく、情報提供や提案を行う付加価値営業を大切にしている。あまり表立って実績を話すことを好まない控えめな性格だが、最近は後輩に“近寄りがたい先輩”と思われていそうなので、ミーティングで発言したり後輩に話しかけたりする努力をしている。

ターゲットは音楽物販。

 今では音楽業界の大きな収入源となっている物販ビジネス。キャブでは、グッズに使用する無地ボディの供給だけでなく、グッズのアイデアや情報の提供、プリントデザインや加工協力会社の確保も含めたワンストップサービスを構築している。この音楽物販分野の開拓に尽力したのは、東京本部営業の彦坂だ。
 もともとプリンタブルウェア業界では、代理店を通じて販売する商流が一般的だった。ただ、代理店にとってキャブの商品は取り扱い品目の一つに過ぎないことも多く、販売先にキャブの商品価値を最大限伝えられていないかもしれない、というもどかしさがあった。直接取引を進め、顧客とのグリップ強化を図る狙いで新規営業部隊「東京営業3グループ」が立ち上がり、彦坂はそのスターティングメンバーに抜擢された。
 
 彦坂は1社1社と深い関係を築き、売上を最大化したいと考えていた。そのために必要なのは、単なる商品案内営業ではなく、付加価値のある提案営業だ。営業先を思案していた時、キャブの強みであるトレンドを程よく抑えた商品ラインナップが、音楽物販ジャンルにうまくハマりそうだとひらめいた。

顧客に寄り添い、
情報やアイデアも提供。

 音楽事務所に営業をかける際には、所属アーティストの情報をはじめ過去の製作事例や最新の物販トレンドを入念に調べ、場合によっては初回訪問時からプリントサンプルも持参した。当然1回で受注が決まることはそうないけれど、「何かあったらコイツに頼もう」と次につながるくらいには爪痕を残したい。顧客の困りごとは何か先回りし考え、提案することを心がけた。そんな努力は着実に身を結び、少しずついただけた仕事で着実に結果を出し、音楽事務所同士の横のつながりで「キャブの彦坂」の名は知られるように。紹介が紹介を呼ぶ形で、取引社数はどんどん増えていった。
 
 「彦坂さんと話していると、いいものができそうな予感がするんですよね!」アーティストのマネージャーからそんな言葉が出る時が、やっていて良かったと思える瞬間だ。音楽業界の顧客はコロナ禍で厳しい状況に置かれているが、ポジティブな気持ちになってもらえるアイデアを提供し、顧客のビジネスにもっと踏み込んでいける関係を築いていくことが彦坂の目標だ。


挑戦する人を、応援する会社でありたい。

 人が、“挑戦”する目的は何だろう。やるからには、もちろん成功は目指すのだろう。でも、結果よりずっと大切なのは、自分の可能性を拓くことではないだろうか。失敗よりも怖いのは、「私はこんなものだから」「どうせ俺なんて」と、やる前から自分で自分の可能性にフタをしてしまうことではないだろうか。もし、そんな考えがあふれてしまったら、会社の成長はすぐに止まってしまう。
 だから、キャブは社員の意見を否定しない。業務に対して意見や提言があれば、基本的に本人に任せ、実行してもらう。人間は万能ではないからできないことももちろんあるし、たとえ失敗に終わっても、責めたり笑ったりする人はここにはいない。
 市川も、彦坂も、最初の一歩は小さかった。転んだことも一度や二度ではない。それでもキャブはこれから入社する仲間も含め、社員たちの可能性を信じ、任せる。一人ひとりの挑戦が、今日のキャブを作ってきたのだから。“次”の挑戦が楽しみだ。